ヨガがストレスを和らげ、ストレスによる不調を改善する理由

2021.02.15 ストレスケア

ヨガには、美容や健康に関するさまざまなメリットがありますが、「モヤモヤが晴れた」「気持ちが楽になった」など、気持ちの面での変化を感じたことのある人も多いようです。

なぜ、ヨガは肉体的にだけでなく、精神面にも影響を与えるのでしょうか?今回は、ヨガがストレスの緩和に役立つ理由について解説していきます。

 

ヨガがストレスによる不調を改善するのか

世界中の人々がヨガに魅了される理由は、人によってさまざまですが、ヨガの大きな魅力のひとつに「精神を安定させる」ことが挙げられます。

例えば、ヨガをすることで、次のような変化を感じた人もいるようです。

・寝つきが良くなった
・うつ病が改善された
・暴飲暴食することがなくなった
・イライラすることが少なくなった
・落ち込むことが減った
・集中力が上がった

人によって感じられる変化に違いはあるものの、多くの人が心の状態が改善されるのを感じ、ストレスによる不調が改善されています。

 

自律神経が整う

自律神経は「交感神経」と「副交感神経」の2つに分類されます。

自律神経は簡単に説明すると、呼吸、血液循環、消化吸収などの働きを無意識のうちに調整している神経です。

・交感神経・・・活動、緊張させる働き
・副交感神経・・・休息、リラックスする働き

過度にストレスがかかってしまうと、この自律神経のバランスが崩れ、からだの各器官がうまく働かなくなり、睡眠障害や、自律神経失調症、過敏性大腸炎(IBS)など、さまざまな不調が起こりやすくなります。

一般的に、ストレスを強く感じているときは、交感神経が優位になりやすいと言われています。

大きく吸ってゆっくり吐くという腹式呼吸は、副交感神経を活性化する働きがあるため、自律神経の乱れ改善に有効です。

ヨガの呼吸法には「腹式呼吸で行うもの」「胸式呼吸で行うもの」さまざまな方法がありますが、特に「息を吐く時間を長くする、大きくゆっくりした呼吸法」が、自律神経を整えたいときにおすすめです。

 

幸せホルモン”セロトニン”の分泌を促す

セロトニンは、ノルアドレナリンやドーパミンの暴走を抑え、心のバランスを整えてくれる脳内神経伝達物質の一種です。セロトニンがきちんと分泌されていると、精神が安定し、安らぎや充足感を得られるため「幸せホルモン」とも呼ばれています。

一方で、セロトニンが不足すると、脳機能の低下、睡眠障害、うつ病などの不調が起こりやすくなってしまいますので、セロトニンの分泌を促す行動を心がけましょう。

セロトニンを増やす行動としては、

・朝日を浴びる
・リズム運動をする(ウォーキング、ジョギング、水泳など)
・腸内環境を整える

といったものがありますが、「腹式呼吸」もセロトニンの活性化に効果的です。腹式呼吸によって横隔膜を意図的に動かすと、神経系が刺激され、セロトニンの分泌が増加します。ゆっくり大きな呼吸を繰り返すことは、リズム運動にもなりますので、セロトニンを効果的に分泌させる非常に有効な方法です。

仕事や日常生活を送る中で、ストレスは切り離せないものですが、上手にストレスを解消し心身のバランスを整える習慣は身につけておきたいものです。心と体の健康のために、日常の中にヨガを取り入れてみてはいかがでしょうか?

 

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