ため息で不安を解消!ヨガとため息の関係とは?

2021.01.22 ストレスケア

最近、ため息をつく回数が増えていませんか? 疲れ、不安、ストレスなど、言葉では言い表せない不調を感じると、思わずため息が出ます。

「ため息をつくと幸せが逃げる」と言われていますが、実は、からだと心の健康に「ため息」は必要なものなのです。さらに、ため息はヨガの呼吸にも大きく関係しています。

ここでは、ため息を「大きな呼吸」ととらえ、ヨガとの関係をご紹介します。

 

ヨガの呼吸とため息の関係

ヨガを行う上で呼吸は重要なもの。深い呼吸とともに瞑想をすることで、副交感神経の働きを高めて心身の緊張をほぐします。

ヨガの呼吸は、基本的に「腹式呼吸」です。鼻から息を吸いおなかを膨らませ、息を吐きながらおなかをへこませます。この時、肋骨のあたりの横隔膜を広げ、大きく上下に動かします。

腹式呼吸は、歌手や俳優など声を出す仕事をする人が、訓練を受けて身につけるもの。それだけ簡単にできるものではないということです。

しかし、普段の生活の中で無意識に腹式呼吸をしている場面があるのです。それは、ため息。腹式呼吸がうまくできない方は、ため息をイメージすると分かりやすいでしょう。

 

ため息の効果とは

では、ため息をつくことで、どのような効果が期待できるのでしょうか。

疲れているときや悩んでいるとき、体に力が入り筋肉が緊張して硬くなります。血液の流れも悪くなりやすい状態です。また、呼吸が浅くなり、体内に酸素を取り込めず、全身への酸素供給を鈍りやすくなります。

これらの状態を解消するには、まずは深い呼吸が必要です。特に腹式呼吸のような横隔膜とおなかを動かす呼吸をすることで、体の緊張をほぐします。息を吸うことで酸素を取り込み、全身へ。自律神経のバランスも整い、体と心をリラックスさせる副交感神経が高まります。

普段は無意識に出るため息ですが、ストレスを感じているときは意識をして出すとよいでしょう。マスクをしていれば、周りの人に知られずにこっそりため息がつけるでしょう。

 

深呼吸との違いは? 

深い呼吸といえば、ため息よりも深呼吸のほうが簡単に思われるかもしれません。しかし、深呼吸とため息とでは、呼吸の仕組みが異なります。

深呼吸をすると、肋骨や胸のあたりが大きく広がります。おなかよりも肩に近い、上半身の上のほうです。これは、「胸式呼吸」です。胸式呼吸を行うと、交感神経が高まるといわれています。リラックスよりもやる気が欲しい時、仕事や家事の前に気合を入れたいときに深呼吸をするとよいでしょう。胸式呼吸は、ピラティスで用いられる呼吸です。

つまり、

・ため息は、ヨガで使われる「腹式呼吸」で、副交感神経を高める。

・深呼吸は、ピラティスで使われる「胸式呼吸」で、交感神経を高める。

このような違いがあります。

 

呼吸の使い分けとヨガのポーズで不安を解消させましょう

深い呼吸は、体と心に嬉しい変化をもたらしてくれる可能性があります。

メンタルヘルスに関心がある方、不眠やうつ病の対策を模索中の方は、場所や時間を選ばず気軽にできる「ため息」を普段の生活に効果的に取り入れてみてはいかがでしょうか。

高いリラックス効果を求める方は、呼吸とともにヨガのポーズを取り入れてみるとよいでしょう。体験レッスンに参加することで、呼吸とヨガとの関係をより深く知ることができます。

ため息とヨガで、幸せを呼び込みませんか。

 

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