ストレス解消! ヨガ・ピラティスのリフレッシュ効果とは?

ストレス社会と呼ばれる現代、身体に不調を感じる、メンタルを病んでうつ病などの症状に悩まされているという方も少なくありません。そんなとき、ヨガやピラティスを行うことで、さまざまなうれしい効果に期待できると言われています。
ヨガの効果
ヨガは腹式呼吸をしながら、ゆったりと身体を動かす運動です。お腹を動かしながら呼吸することで、脳や身体をリラックスさせるための副交感神経を刺激します。その結果、ストレスから来る不安感や不眠、メンタルの不調の対策に役立つのです。
実際に世界で行われた研究では、ヨガを行っているときの脳波は瞑想しているときに近いものであるという結果が出ています。それだけリラックス状態になっているということです。もちろん個人差はありますが、急な不安感で悩んでいる、夜きちんと眠れないのが辛いと言う方は、対策としてヨガを試してみるのもいいかも知れません。
ピラティスの効果
ピラティスは胸全体で深く呼吸をしながら、インナーマッスルを使って行う運動です。ヨガと似ていますが、呼吸法が異なります。深呼吸を繰り返すことで、脳まで十分な酸素が行き届くので、頭のスッキリ感を感じる方が多いようです。
ピラティスで背骨を意識して動かすと交感神経が刺激され、脳を活発化させます。なんとなくだるい、メンタルの不調を感じる、ストレスでうつ病のような症状が出ているという場合は、交感神経を正常に働かせることで解消につながることもあるのです。元気ややる気を出したい日の対策法として、ピラティスを行う方もいらっしゃいます。
ヨガとピラティスの動きの違い
ヨガにはアーサナと呼ばれるいろいろなポーズがあり、1つひとつのポーズに集中しながら行います。1つめのポーズを取ったらいったんそのまま態勢を止め、そこからゆっくり2つめのポーズに身体の組み立て方を変えていく、という動き方です。
反面ピラティスの動きはムーブメントと呼ばれ、ヨガのように1つのポーズで止まることはありません。常に流れるように動きます。
どちらも見た目以上に筋肉を使いますが、決して激しい動きではないので、普段あまり運動をしない方でも挑戦しやすいです。
正しい動きを覚えるには
ヨガとピラティスはゆったり動くという点で混同されがちですが、呼吸法も動き方も全く異なるものです。
最近では多くのレッスン動画がネット上で見られますが、まったくの初心者なら、最初は正しい動きを覚えるためスタジオやジムの教室に通うことをおすすめします。まずは無料レッスンから挑戦して、自分に合っているかを確かめると安心です。