ヨガがメンタルを整える。ヨガや瞑想を取り入れることで脳内に変化が

2021.02.15 マインドフルネス・瞑想

ヨガはサンスクリット語で「繋がり」を意味する言葉で、魂、心、体を神に結びつけることの修行法として、インダス文明で誕生しました。現在ではダイエットや美容・健康法として注目されていますが、本来は心の安定が1番の目的です。

ヨガにリラックス効果や、メンタルヘルス効果があることは、海外の実験でも証明されており、うつ病再発の治療など、多くの医療現場で活用されています。

今回は、なぜヨガがメンタルヘルスに効果的なのか、その理由についてご説明します。

 

ヨガがメンタルに良い影響を与える理由

ヨガが私たちの心身に良い影響を与えるのには、さまざまな理由がありますが、ここではヨガや瞑想がメンタルにどのような影響を与えるのか、脳内ホルモンの変化をメインに解説します。

ストレスホルモンを減らす

人はストレスを感じると、脳の偏桃体からストレスに対処するよう指令が出ます。すると、副腎からコルチゾールなどのストレスホルモンが分泌され、自分の身体を守ろうとします。

コルチゾール の分泌は、ストレスから身を守ろうとして起きる現象であり、一時的に増加する分には問題ありません。しかし、長期的なストレスにさらされコルチゾールが過剰に分泌されてしまうと、脳の海馬が萎縮するなど、さまざまな影響が神経回路に及ぼされます。

脳はストレスホルモンに対して非常に脆弱です。そのため、ストレスが長期化するとさまざまな不調が起こってしまいます。

・海馬が萎縮 → 記憶力や学習力の低下
・扁桃体がバランスを崩す → 不安や情動が強くなる(睡眠障害、摂食障害など)

また、長期的なストレスは、うつ症状へと関連しやすいとも言われています。

ハーバード大学で行われた「1208週間プログラム」の研究によると、瞑想をすると前頭前野が活性化し、不安や恐れなどの感情を司る扁桃体が小さくなることがわかっています。

つまり、瞑想を続けることで、脳の形自体が変化するということです。脳の前頭前野が活性化し、扁桃体の働きをコントロールできるようになると、不安や恐れに囚われることも少なくなり、心も安定してきます。

幸せホルモンを分泌

ヨガをしている人を思い浮かべると、健康的で魅力的な笑顔の人の顔をイメージしませんか?なぜヨガをしている人が、幸せそうに見えるのかというと、ヨガをすることで幸せホルモンとも呼ばれる「セロトニン」が分泌されることも大きく影響しています。

セロトニンは、感情や気分のコントロール、精神の安定に深く関わっているホルモンで、セロトニンが不足すると脳機能が低下したり、心のバランスを保つことが難しくなるとも言われています。

セロトニンが不足すると、うつなどの心の病気の原因にもなりますので、日頃からセロトニンの分泌を促す行動を意識してみると良いでしょう。

セロトニンを増やすには、

・朝日を浴びる
・ウォーキングやジョギングなどのリズム運動
・呼吸を意識的に行う

上記のような行動が、幸せホルモンの分泌を促してくれます。

ヨガは呼吸を意識しながら行う運動ですから、非常に効果的です。リズムを感じながら行う、太陽礼拝を毎朝の習慣にすると、清々しい気持ちで1日を過ごすことができるでしょう。

ぜひ、メンタルを良い状態に保つためにも、ヨガを日々の生活の中に取り入れてみてください。

 

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