ピラティスでマインドフルネスを習慣に

2021.01.19 マインドフルネス・瞑想

ピラティスとは

ピラティスは、100年近い歴史を持つ、もともとはリハビリ用に開発されたメソッドです。しかしながら「体幹を鍛えられる」「痩せる」などの点が注目され人気が高まっている一方で、リハビリ生まれであることはあまり知られていません。
リハビリ生まれであることは、ピラティスの特徴である「呼吸をしながら、背骨、関節、筋肉を、その人の状態にあわせて丁寧に微細に動かしていくこと」に表れています。決して激しい動きではないものの、そのエクササイズに導かれると、レッスン中は、体の隅々までを意識し、動かすことに集中しているのです。

 

マインドフルネスとは

近年話題の「マインドフルネス」とは、「今この瞬間に気づくこと」。

現代人は、スマートフォンなどの普及により、複数のことを一気に処理することが増えてきました。そのため、意識的に何かをすることが減ってきています。
マインドフルネスとは、散漫になっている意識を一点に集中することで、脳の疲労軽減が期待できるものです。たとえば、呼吸に意識を向けて現在を感じることもマインドフルネスの1つの方法です。

 

ピラティスでマインドフルネス状態に

ピラティスは、そのマインドフルネスの状態を動きながら作ることができます。動く瞑想とも呼ばれているほどです。

実際にピラティスをやってみると、強度や体への負荷は決して大きくないながらも、骨盤や関節、肩甲骨、腹斜筋、腹横筋、多裂筋など、普段あまり意識しないような筋肉を丁寧に動かしていくため、動きを通じて自分を内観する要素がとても多く、余計なことを考えている時間がありません。

身体と呼吸に意識が向くことにより、思考や感情に意識が向かなくなり、「今この瞬間に気づく」マインドフルネス状態になります。そのため、身体や頭がスッキリし、リラックス効果を得られるのです。

 

日常にマインドフルネスを取り入れよう

マインドフルネスの状態というのは、ピラティスを行っている間だけ持続するわけではありません。仕事や家事などを行っているときにも今この瞬間に気づき、意識的な行動ができるようになります。
また、より継続してマインドフルネスの効果を実感したいのであれば、普段の何気ない行いを意識化することをおすすめします。たとえば、階段を登るときなどには、「今階段を登っている」と認識するのです。

私たちは脳のリソースの関係で、無意識にできることはなるべくエネルギーを使わずに行おうとします。意識的になればなるほど現在とのつながりができ、豊かさを味わえます。何気ない日常に豊かさが溢れていることに気づくのです。
ピラティスでマインドフルネス状態を味わったあとも、継続して「今この瞬間」を味わうことで、より思考や感情がクリアになっていくことを実感できます。ぜひ、日常にとりいれてみてください。

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