ヨガやピラティスでうつ病を予防・改善!?

2021.01.13 うつ・メンタル不調

ヨガやピラティスはうつ病に効果的?

ヨガやピラティスがうつ病に効果的な理由を解説していきます。ヨガとは、呼吸に意識を向けることで心をコントロールするもので静的な動きがほとんど。ピラティスとは、インナーマッスルなどを鍛えるために作られ、ヨガよりは動的なものです。

ヨガやピラティスは、r-アミノ酪酸(GABA)という脳内物質を作り出します。うつ病の患者に服用される抗うつ薬などは、このr-アミノ酪酸(GABA)の働きを促進するためです。

また、身体に意識を向けることにより、うつ病特有のネガティブな考えが浮かびにくくなります。なぜなら、人間は2つのことを同時に考えることは難しいからです。ネガティブなときはネガティブな感情や思考が、ポジティブなときはポジティブな感情や思考を覚えます。

身体に意識を向けることで、ネガティブな感情に意識が向かなくなるのです。ストレスを覚えやすい人は、外に意識が向きがちです。そのため、自分がどれくらいストレスを感じているのかわからなくなります。自分の内面に意識を向けることで、「自分が今何を感じているのか」「何を嫌に思っているのか」などを知れます。ヨガやピラティスはストレス解消にも繋がるのです。

ヨガやピラティスを無理ない範囲で取り入れよう

また、イランの女性52人を対処に行った研究では、定期的なハタヨガを12回おこないました。すると女性のストレス、不安、うつ病が大幅に改善されていることが判明しました。
参考文献:The Effect of Yoga on Stress, Anxiety, and Depression in Women

このことから、ヨガやピラティスを日常に取り入れることにより、うつ病を改善できる可能性があることがわかります。ただし、重度のうつ病になると、ヨガをする気力はないため、ムリに人に進めるなどといったことは控えましょう。

うつ病は、身体を動かすことが難しい場合でも、脳内の忙しい状態が続きます。脳内がデフォルト・モード・ネットワークになっていることが原因の1つです。

現代は、ストレス過多の時代で、さまざまな情報が一気に脳内へと入ってきます。すると脳の「扁桃体」といわれる部分が過活動を起こし、「脳疲労」と呼ばれる状態になるのです。

ピラティスは、無数の神経が通っている背骨の周辺を動かすので、脳にいい刺激が入ります。刺激により「セロトニン」という物質が分泌され、扁桃体の働きを止め、前頭葉の働きを活性化することで、脳の働きを最適化します。そのため、脳疲労を減少できるのです。ストレス対策としてだけでなく、うつ病にも効果的です。

ここまで、ヨガやピラティスがうつ病を予防・改善に効果的なことを理解いただけたかと思います。うつ病になると、人生の大半を棒にふることになりかねません。そうならないためにも皆さんもいち早く、ヨガやピラティスを取り入れて、うつ病の予防・改善をはかってみてはいかがでしょうか。

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