うつ病にはヨガ・ピラティスが有効!? 「今、ここ」に意識を向ける

2021.01.12 うつ・メンタル不調

1.うつ病の治療の基本は薬物療法と休息

うつ病は脳の病気です。脳科学によって、うつ病の方は、セロトニンという物質が不足したり、働きにくくなったりすることがわかっています。セロトニンという物質は「幸せホルモン」とも呼ばれており、私たちが穏やかな心で生活を送っていくための、重要な役割を担っています。
うつ病治療の基本は薬物療法と十分な休息です。精神科の先生に処方された薬を飲み、ゆったりとした気持ちで休息しましょう。特にうつ状態のときは、生きる事を辛く感じてしまったり、希死念慮(死にたいと願う事)が浮かんだりと、からだが思うように動きません。これも全てセロトニンの不足が大きく影響しています。

2.有酸素運動や認知行動療法を試してみよう

うつの波が落ち着いている日や、うつ病が良くなってきていると実感してきたら、有酸素運動をしてみるのもおすすめです。有酸素運動は抗うつ薬と同じくらいの効果があるともいわれています。また、認知行動療法を試してみるのもいいでしょう。認知行動療法とは、自分の思考や考え方を治していく方法です。うつ病の方は、ついついネガティブな思考に陥りがちです。そういった思考のクセみたいなものに自分で気づき、新しい見方や考え方ができないかを探っていきます。

 

3.ヨガ・ピラティスで「今、ここ」に集中する

うつ病の方に特におすすめしたいのが、ヨガ・ピラティスです。なぜなら、ヨガ・ピラティスは有酸素運動でもありながら認知行動療法にもなるからです。人が悩むときというのは、「この先どうしよう」とか「なんであんなことになってしまったのだろう」など未来や過去のことに対して意識が向きがちです。
しかしヨガ・ピラティスでは、自分のからだや呼吸に意識を向けてさまざまな動きに取り組んでいきます。つまり、「今、ここ」に集中するのです。したがって、うつ病の方が陥りがちな脳の誤作動を抑え、正常な働きへ導く効果があるといえます。

4.まとめ

以上のように、うつ病の方にはヨガ・ピラティスが効果的です。人と会う事に抵抗のある方でも、最近ではオンラインレッスンを行うスタジオもあります。うつ病の症状を改善させたい方、再発を予防したい方はぜひヨガ・ピラティスを日常生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?

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