うつ病は脳の病気! 太陽の力を借りながらのんびり治していこう

2021.01.08 うつ・メンタル不調

1.うつ病は脳の病気

「うつ病は甘えだ」「うつ病は気持ちの持ちようでなんとかなる」このような言葉を口にする人がたくさんいます。確かに、うつ病は周りからすれば甘えに見えるかもしれません。また、周りの人だけでなくうつ病の当事者も「自分は甘えているダメな人間なんだ」と自分を責めてしまい、さらに気持ちが落ち込むということがよくあります。
しかし、うつ病は甘えではないことが、脳科学的に証明されているんです。うつ病の方の脳の中では、何らかの原因でセロトニンという物質が少なくなったり、働きにくくなったりしていることがわかっています。
このセロトニンという物質は、別名「幸せホルモン」と呼ばれており、私たちの元気の源となっています。このように、うつ病はれっきとした病気であり、甘えでもなければ気持ちの持ちようでなんとかなるものでもないのです。

 

2.うつ状態のときは薬を飲んで横になろう

うつ病の治療で大切なのは、薬物治療・十分な休息・生活習慣の改善です。うつ状態のときは生きているのがつらくなったり、死にたくなったり、言葉では表現できないほど心がしんどくなります。そのようなときは薬で症状をやわらげ、しっかりと休息を取ることが大事です。うつ状態のときは薬を飲んで、横になりましょう。

 

3.太陽光の力

うつ状態の波が過ぎて少し気分が良くなったら、布団から出て窓辺で日光浴をするのもうつ病の治療で有効です。なぜなら、太陽の光を浴びると脳の中でセロトニンが分泌されるから。うつ病の治療では薬物療法と十分な休息が必要ですが、ずっと横になっていてもなかなか治りづらいのが現状です。気分の良い日だけでいいので、なるべく日光浴をするようにしましょう。もちろん、うつ状態のときは無理しないでくださいね。

 

 

4.ヨガやピラティスもうつ病の改善に最適

うつ病が少しずつ良くなってきたり、気分が良いなと思ったりする日は、ヨガやピラティスをおすすめします。時間は15~30分程度が最適で、ちょうどいい負荷の有酸素運動になります。太陽の光を浴びながらするのも効果的です。太陽の光を浴びながら、自分のからだに集中してヨガまたはピラティスを行なうことで、セロトニンが分泌されます。また、このセロトニンは夜になるとメラトニンに変わって自然な眠気を引き出してくれます。結果的にヨガやピラティスは、質の良い睡眠にもつながるのです。
ただ、うつ病になると人間関係がしんどくなりますし、わざわざスタジオや教室に通うのも難しいですよね。最近ではオンラインレッスンを実施しているスタジオも増えましたので、上手に利用しながら無理ない範囲で始めて見てください。

 

5.まとめ

うつ病は脳の病気です。うつ状態のときはしっかり薬に頼り、十分な休息を取りましょう。また、少し回復してきたら太陽光やヨガ・ピラティスの力を借りて、セロトニンを活性化させてあげるのも効果的です。
うつ病の人は頑張り屋さんの人が多いので、治療に対しても全力で挑んでしまいます。ここまで一生懸命生きてきたからうつ病になったのです。治療はゆっくり焦らず、のんびり進んでいきましょう。

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